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僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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山中伸弥/羽生善治/是枝裕和/山極壽一/永田和宏  文春新書 2017年 (新品) 普通、書評で、ただ単に「面白いです」と書くのはないと思うけれど、しょうがない。この本、面白い。 どれくらい面白いかというと。サンフランシスコ出張でちょうど現地に着いた夜、時差ぼけもあって眠れなくてこの本を読み始めたところ…、面白くて止まらなくなり、寝るのが遅くなって…、はっ!と起きたら、朝になっていて、なんとカンファレンス開始3分前。同じホテルのホールでの開催だったから、とにかく急いで降りて、始まる直前に滑り込んでセーフだったという。なので、早起きしなくていい前日の夜に読み始めて欲しい。 この本は元々は、京都産業大学の創立50周年で、同大学の永田和宏さんが「マイ・チャレンジ 一歩踏み出せば何かが変わる!」というタイトルで企画したトークセッションを再録したもの。何が面白いのか。今回もう一度読み返してみて気づいたのは、山中さん、羽生さん、是枝さん、山極さんという現代のレジェンドたちが、自分がまだ駆け出しの頃の話をしていて、その話になんだか一緒にワクワクしてしまうということ。そして、永田さんのファシリテーションの妙。他のところではしていない話を、この四人がしてる秘密がそこにあり、その引き出し方も参考になる。 文中で、羽生さんは「自分が想像しない手が良手」と、是枝さんは「自分の予想と違うものが出てこないと満足しなくなってしまった」と言っている通り、たまたまフラッと何気なくこのサイトに来て、good titleに惹かれて、この紹介文を読んで、この本を買った、という予想外から、人生が開ける人もいたりするんじゃないか。そうなった方がいたらぜひ将来教えてください。 ------------------------------------------------------------- ◎商品はご注文当日〜5営業日以内に発送します。 ※お盆休み(8/12-16)や年末年始(12/29-1/3)、  その他随時サイトに記載する臨時の休業を除きます。 ◎もちろんこの本にも、このおまけつきます。 https://goodtitlebooks.stores.jp/items/626351ef728954026de5013e

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