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信じようと信じまいと

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R・L・リプレー 著 庄司浅水 訳 河出書房新社 2022年 新品 いつもながら、どこに行ってもついついgoodなtitleの本を探してしまって。 これを手にしたのは、奈良の蔦屋書店。信じようと信じまいと、と、本棚から毅然と言われてしまったからには、手を伸ばすしかないでしょう。 1986年発行の「世界奇談集」の再発版。英語タイトルは「Believe it or not!」。出会っちゃったのは、松田行正さんのこの装丁がすごく効いてるのもある。 R・L・リプレーという人は、元々新聞のスポーツ漫画家(って職業があるの?!)で、世界中の奇妙な事物を紹介する「Believe it or not」という連載で爆発的人気になった方らしい。荒俣宏さんの前書きを読むと当時の人気っぷりが伝わってくる。世界に8000万人の読者がいたらしい。要は、バズっていた、のですね。 奇妙な事、というのも様々で。簡単にいうと、「ギネス+びっくり人間+アンビリーバブル+百科事典+α」。 インドに、針の上で寝る人がいるとか。火を食う人や、30年話をしなかった人がいるとか。陸を歩く魚がいるとか、牡蠣がなる木があるとか。1792年という苗字の人がいるとか。 ソルジャーの語源は東ローマ時代の金貨「ソリダス」から来ていて、兵士の1ヶ月分の給料だったから、だとか。ライオンの心臓は肉食動物で一番小さいとか。これは一時期テレビでやってた「へー」ってやつですね。なんて番組だったかな。 お父さんが、自分が再婚した妻の娘と結婚して子供ができたため、自分自身が自分の祖父になってしまった。とかそういうのも。 あと、みんなが意外と知らない話を突いてくるのもあり。キリストの生誕は西暦元年ではないとか。ワシントンは初代大統領ではない、ジョンハンソンである、とか(諸説あるらしい)。リンドバーグは最初に大西洋を横断したわけではない、67番目だ、とか。 僕は、すごい偶然の話(ある方が150個のケーキを息子が属する軍隊のために焼いた時、はめていた指輪がなくなっていることに気づいた。ケーキの中に入ってしまったらしいが、、そのケーキは、、息子に当たった)と、ギリギリでサバイブする話(ロシアのお妃様が、処刑の文章のコンマの位置をずらして文章の意味を変えて命を救った、とか)が好きですね。 奇跡。不思議。世界は想像より広い。そう思いたい時に開くのものよし。カフェとか待合室とかにさらっと置いてあるのもいい感じ。 この中の話を引用して授業を雑談で始める先生とか、スピーチやプレゼンに混ぜ込む部長さんとかも、いいな。 それを聞く人が、信じようと信じまいと。たぶん、みんな、興味を持って聞いてくれるでしょう。 ―――――――――――――――――――――――― ◎商品は、5営業日以内に発送します。 ※お盆休み(8/12-16)や年末年始(12/29-1/3)、  その他随時サイトに記載する臨時の休業を除きます。 ◎もちろんこの本にも、このおまけつきます。 https://goodtitlebooks.stores.jp/items/626351ef728954026de5013e

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