







出版文化社 2021年 新品
稲盛さんが亡くなったのが、ちょうど1年前の8月24日。その後の8~9月あたりは、たくさんの本屋で稲盛さん関連本のコーナーができていた。
中でも、一番のgood titleで、僕がオススメしたいのはこの本。その追悼コーナーの本棚では、あんまり見かけなかったけれど。本人の著作じゃないからかな。なので、没後1年のこのタイミングでここで紹介したい。
ほんとタイトルそのままなんですけどね。稲盛さんに叱られた、38人がその叱られたエピソードがまとめられた本。
名言集とか、対談集とか、そういうのはあるけれども、1人が叱った話だけをまとめたものって、よく考えると、、無いですよね。すごい。
その叱られた相手というのは、基本経営者たち。JALの幹部から地方の中小企業の社長まで。
38人分あるので、叱られた理由は様々だけれど、それは経営者としてそもそもダメだろみたいなものや、稲盛さんに反論した言い訳してさらに怒られるなんてことも書かれていたりするので、入りやすい。同じ会議室にいて、別の人が叱られているのを見ている感じ。
なぜ叱られたか?その事例とともに、稲盛さんの経営や仕事に対する「考え方」がわかり、それを伝える「強い言葉」を具体的に知れ、さらにはその後の叱った相手に対するフォローまでを垣間見れる。
かなり貴重なパターンのビジネス書ではないかと。つまり、他山の石まとめ。この本は、本であり、石なのです。
思想や言葉は生き続ける。今後仕事する時に、この本の中で読んだ稲盛哲学が、何か心の中で残っていく。そんな気がします。
ちなみに、同じ叱るテーマでは、こちらもオススメです。こちらはたくさんの方の「叱る」についての考え方が知れます。
暮しの手帖 特別号 保存版Ⅱ 「叱る」
https://goodtitlebooks.stores.jp/items/62f4b6e25ff42351ad8f324f
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◎もちろんこの本にも、このおまけつきます。
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