









一般社団法人新百姓
2023年 新品
出張に行く度に、その街の本屋へ行く。昨今ニュースでよく言われる、本屋が減っている問題と逆に増えているといわれる「独立系書店」が多い。で、独立系とはいえど、結構似てる本屋が多くなってきている。独立系なのに独立してない問題。というと怒られそうだが、悪い意味ばかりではない。そこの街の人々、特に若い人たちが、一般的な書店で平積みされているベストセラー以外に実物で接することは大事だから。
その独立系書店では、独立系の雑誌を扱っていることが多い。good title booksとしては、good titleかどうかという目線で、もちろんそういうインディペンデントな本も収集している。
そういう本は、大手の出版社から出ているわけではないので、わざわざ自分たちが好きなこと、考え方を伝えるために、資金も集め、取材し、書き、印刷し、自ら販売ルートを開拓し、在庫を抱えるという途方もないエネルギーを割いて作られている。頭がさがる。ぞんざいに扱えない。丁重に扱いたくなる。魂が入ってるよな、というものが多いから。
で、徐々にそういう中からも、独立系書店の端くれである、ウチ=good title booksでも仕入れさせてもらって、紹介したいと思っていて、ようやく。その第一号がこちら。
雑誌自体のタイトルもだけれど、特集のタイトルが特に見たことないものだ。
「水をのむ」
どんな特集?根源的!そう思って開いて、作りの丁寧さに感心して。
僕自身は、自分の考え、社会がこうなったらいいなというのを「プロジェクト」という形を通じて企画&実験&実施&継続、というプロセスを選んでいるけれども、彼らは雑誌というメディアを選んで、自らが感じる違和感を変革しようとしている。やり方は違うけど、なんか同士かも。どういう考え方なんだろう、と読み進め。皆さんにもご紹介している次第。
開くと1行目に書いてあるのは、
『これは、私たちの「見方」を変える装置です。』
なので、白紙から考えられるように、何も中身に触れないままの書評をお届けしました。
6966(ロックンロール)冊以上は刷らないそうです。世の中から売り切れちゃう前にどうぞ。シリアルナンバーが付いてます。
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◎商品は、5営業日以内に発送します。
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◎もちろんこの本にも、このおまけつきます。
https://goodtitlebooks.stores.jp/items/626351ef728954026de5013e